【探訪】埼玉、群馬、栃木に跨る、有名な三県境を訪れました。

三県境の画像 探訪
2023年9月三県境
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三県境とは?

三県境。読んで字のごとく、3つの県の県境。全国には約40か所ほどある中でも平地にあるものは特に珍しいらしいです。その中でも特に有名なのが、埼玉、群馬、栃木に跨るもの。よくネットの画像であるヤツですね(トップ画像のヤツ)今回急に思い立ったので、思わず訪れてしましました。この記事は、その時の備忘録としてまとめたものとなります。

※この記事は、当ブログ雑記カテゴリ内の 2023年09月分 雑記 の該当箇所を抜粋要約した物です。

三県境へのアクセス

場所:〒349-1202 埼玉県加須市小野袋941−5

近くに国道354号線が走っているのでアクセスは良好です。高速で来ても下道で来ても、この道路で近くまで来ることになるかと思います。駐車場は、以下の2つになります。(※鉄道ルートも当然あるかとは思いますが、ここでは割愛します。)

駐車場その①:現地

三県境の現地まで車を走らせると、併設の駐車場があります。3~4台も止めれば一杯になる簡易的な駐車場です。筆者が行った時はたまたま空いていましたが、もしここで止められない時は、近くの道の駅に停めて、そこから三県境まで歩くことになります。

駐車場その②:道の駅かぞわたらせ

もう一つの駐車場は、近くに「道の駅かぞわたらせ」があるので、そこに駐車して歩いていきます。

三県境入り口の看板の画像

道中このような看板がいくつかあるようなので、あまり迷う心配もなく安心していけるようです。(写真は、三県境の入り口に設置されているもの)そして三県境までは徒歩10分くらいらしいので、そんなに苦にはならないですね。

「道の駅かぞわたらせ」の建物正面の画像
画像には、バイク専用駐車場の文字

道の駅には定番のお土産屋や飲食店、トイレなどがある他、変わり種としては「FMわたらせ」という地方のラジオ局があったりします。また駐車場には車のほか、ロードバイクもたくさん止まっており、三県境に行くだけではなく、交通のオアシスとして盛っているようでした。

三歩で三県を回れる

さて、今回は現地すぐ脇の駐車場に車を停めたので、そこから歩いて十数秒、目的の三県境へ着きました。

三県境の画像

行ったのは9月の初旬。暑さがツラい時期ではありましたが、草の高さも茂り具合も大したことなく、周りが田んぼである事を考えても、地元の方が手入れされているんだなと感じました。

三県を示す看板も手作りなのが泣かせます。幾分文字がかすんできてますが、またいつか、新しい物に設置し直したりするのでしょうか?

さて、三歩で回れる三県境とのことですが、右側の栃木県が長めですので、栃木スタートととして、

  • 右回り:栃木→群馬→埼玉→栃木
  • 左回り:栃木→埼玉→群馬→栃木

といった感じになるでしょうか?一応、両方向とも回っておきました(笑)

三県境の杭のプレートの画像

三本の用水の交差している中心にある県境界の杭とプレート。周りが黒く縁どられているのは、雨水などが流れ落ちたりして、メッキ?が剥がれたのでしょうか?これはこれで味があります。

以前にはこのプレートの盗難事故があったと聞きます。いつまでも大事に残っていったらいいですね。

手作りの看板その①

この三県境が全国的に見ても珍しい事の説明と、三県三市町村の地図が書いてあります。筆で書いたんでしょうか?色もちゃんと変えて、味があります。

手作りの看板その②

川の名前、三県三市町村の名前に加え、旧地区村名とその歴史が書かれています。文字が大分かすれてきています。

風雨にさらされない様にビニール?でガードがなされています。日光を避けるための簡易屋根?もあったらいい気がします。出来る事なら、消えかかっている文字をそのまま濃く出来ればいいなと思います。それにしても、味わい深い(笑)

過去の破壊、紛失被害

過去には色々な事件も起きているようです。

  • 2020年6月、栃木県側の地権者が設置しておいたカメラ台が壊され、記念スタンプが紛失していた → 同年8月に、加須市が新しい記念スタンプを盗難防止用ワイヤーを付け再設置した。
  • 2021年8月、三県境を示す杭の金属プレートが無くなっていた。同年10月、福岡県の企業と栃木市の測量会社の協力により、同型の新しい金属プレートが再設置され、またも新設された。

※以上、wikipediaの栃木・群馬・埼玉の三県境の記事内の「破壊・紛失被害」の項より抜粋

こういう事件は悲しい物です。こうしたことが2度とない様に願うばかりです。

まとめ

  • 三歩で三県を回れる三県境
  • 近くに国道354が通っておりアクセス良好
  • 「道の駅かぞわたらせ」もあり、駐車場にも困らない
  • 地元の方々に愛され、大事に保存及び手入れされている場所
  • 渋く味がありロマンあふれる場所
  • 探訪者もマナーを守って大事に見学しましょう

以上です。ありがとうございました。

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