本記事は、タロットカードを手にしてからまだ日の浅い初心者さんが、脱初心者から初級者くらいを目指す、このぐらいのレベルのお話になります。因みにこの記事を書いてる自分も初心者です(笑)ですので、タロット初心者のボクの拙い体験談と思ってお読みいただければと思います。
結果をノートに書き残すという事
今回は、タロットカードのリーディング内容を、どういった形で記録に残していくか?ということを考えていきます。自分の占った内容を、記録として残す。日記のような感覚でノートに書いていくと、後で見返して過去を懐かしむことも出来るし、復習にも使えるし、おススメです。
でも、実際にそれを残している人って、どのくらいいらっしゃるんでしょうか?日記を毎日書くのって、面倒くさい。書式が定まらない。などで、書かない人もいらっしゃるんではないでしょうか?
因みにボク自身、子供の時に夏休みに書かなければいけなかった日記は、夏休みの最後の方で「今日は晴れだった」とかまとめて書いて提出してたほど、日記には抵抗があります(笑)ですので、日記が苦手な人でも続けてけるような記録のやり方とは、どんなものか?を考えていきます。
そして、ボク自信といえば初心者であるため、タロットカードでやっていることといえば、専らワンオラクルです。ですので今回は、「毎日のワンオラクルの結果をノートに書き記す方法」に焦点をしぼりたいと思います。
記録方法を考える
日記が苦手な人でも継続出来そうな方法。その基本方針を、次のように定めていきたいと思います。
- いらない手順は、なるべく省く
- 書く文字数を少なくし、簡素化を図る
- 時短を目指す
- 道具の選択を考える
ノートの選び方
ノートを選ぶとき、「普通の大学ノートを選ぶ」という人も多いのではないでしょうか?でも、個人的には、あまり好きではありません。その理由として、
- 日付、罫線などを自分で書かないといけない。
「なんだそのぐらい書けよ」そういう人もいらっしゃるかもしれません。でもこれをやるのが、面倒くさがり屋には、なかなかつらい(笑)
「そのぐらいへっちゃら!」という人は、大学ノート使用でも構わないと思います。でも、ボクのように超面倒くさがり屋の人は、次のような方法もあります。
- 日付、罫線がすでに入っている、スケジュール帳タイプを選ぶ
写真では、ルーズリーフタイプを選んでいます。そしてここに、
このように、真ん中に1本線を引いて、これでスタンバイおkです。
ね?簡単でしょ?
しかし、ルーズリーフタイプには、ある欠点があります。それは、「バインダーのリングが、書く手に当たって書きづらい!」ということです。
ということでまとめると、
- スケジュール帳タイプ(冊子型)がおススメ
- 応用を効かせるならルーズリーフタイプ
用紙のサイズは、B4かA5が一般的。個人的には、A5サイズが書籍と同じようなサイズで、あまり大きくなく、取り回しがラクで、気に入っています。
具体的な書き方
それでは、具体的な書き方です。
書き方といっても、上の写真の通り、そんなに難しくはありません。あとは、色の使い方ですが、写真の通り、3色ペンで書くのもいいですし、蛍光ペンを使うのも、ありかなと思います。好みの配色で、見やすさ、書きやすさ、オリジナリティーを出してください。
枠の左側
- その日の質問を書く(黒字)
これは、難しくありません。ワンオラクルなので、質問も簡単なものになると思います。
枠の右側
- 出たカードを書く(青字)
出たカードを書くのですが、出来る限り記号なども取り入れ、記述の簡素化を図りましょう。因みに個人的に使用している記号は、
- 正位置=△、逆位置=▼、ジャンプカード=Ⓙ
- ペイジ=P、ナイト=N、クィーン=Q、キング=K
※本来、ナイトは「knight」なのですが、頭文字がキングと被ってしまうので、便宜上、「N」と表記しています。確かチェスの駒も、そういう表記だった気がしますが、定かではないです。記憶違いだったらすみません。
- リーディング内容を書く(黒字)
写真でいうところの、「冷しゃぶ作って、さっぱりと」や、「熱中しすぎて時を忘れる」の部分になります。「」でくくって、キャッチフレーズ風に書いています。これは、「書式の簡素化」という意味もあるのですが、別の思惑もあります。
みなさんは、よく、おみくじなどを引いた時、「大吉」とか「小吉」のあとにキャッチフレーズが書かれていて、そのあとに、詳しいおみくじの内容が書かれているのを、目にしたことがないですか?
ここで、キャッチフレーズを作る事に慣れておくと、後々それが、生きてくるかもしれません。あくまで、「かも」です(笑)
- それで実際どうだったのか?を書く(赤字)
これも結構重要です。そして、写真には書かれていませんが、これに+して「当たったのか?ハズレたのか?」これも一見して分かるようにしておくと、いいかもしれません。
見開き右側ページ
参考写真:①を見ていただくと分かるのですが、見開きの右側のページに、書くスペースが残っています。ここをどのように使うか?これは、まだボク自身、うまく使えていません。ですが、リーディングした内容の、もう少し詳しい部分を書いてもいいかもしれません。個人的には、
- 追加で引いたカードのリーディング内容を書く
- 左ページで書いたキャッチフレーズの詳しい説明を書く
- カードから読み取ったキーワードを書く
- 普通に、今日のスケジュールを書く(笑)
しかし、今回のノートの書き方の基本方針の、「簡素化」や「無駄な手順を省く」などから大きく外れるのもよくないです。複雑になると、「継続性」が損なわれる可能性が出てしまいますからね。
まあ、休みの日に「まとめの時間」を作って、そこで簡単に書くのはありかもしれません。
索引を作る(重要)
さて、この「ノートに記録する」事をしばらく続けていると、時もそれなりに経過し、データも蓄積されていきます。そうすると、「魔術師の結果だけ抜き出したい」とか、「恋愛関連の結果だけ見たい」または、「yes/no判定の結果が見たい」そんな事が出てくることもあろうかと思います。しかしながら、365日分の蓄積の中から、自分が求めるデータを探し抜き出していく作業は、非常に大変です(笑)
そんな事を回避するために是非取り入れておきたい作業、それが索引を作っておく事です。せっかく手間暇をかけて作り上げた貴重なデータの蓄積です。只の日記然として放置するのはもったいないです。必要なデータを、蓄積の中から容易に取り出せる。こういうシステムを構築しておくことで、あなたのリーディングノートは、真に価値あるものへと変貌するハズです。では、具体的にどのようにすればいいのか?というと、
- ノートの巻末に、索引ページを設ける
- カード別、内容別など、必要と思われる「索引項目」を設ける
そして、実際の作業的には、「リーディング内容に合致した索引項目に、日付のみを記入していく」のが、簡単で良いと思います。この時、毎日のリーディングが終わったらすぐに索引に加えてもいいですし、所詮、日付だけを記入する作業、休みの日に1週間分まとめて記入するのもアリだと思います。
参考写真:④では、ペンタクル8とか3とか、いわゆる「索引項目」を手書きで書いていますが、これが中々面倒くさい。もし、ノートは「ルーズリーフ&リングバインダータイプ」で選択しているという人は、スタイルシートやエクセルなどで作っておいて、印刷するのがラクかもしれません。その時は、
- 自前のプリンターで印刷する(可能なら無地系ルーズリーフなどに印刷もあり)
- コンビニのマルチコピー機などで印刷し、自分でパンチ穴を開ける
索引ページダウンロード(PDF)
印刷方法
- 自前プリンターやコンビニのマルチプリンターで印刷する
- 用紙サイズは希望のサイズの一つ上を選択する(希望サイズがA5ならA4、B5ならB4を選択)
- 両面印刷をする(4つのページを両面印刷するので、用紙が計2枚になる)
- 真ん中から切って、必要であれば希望のパンチ穴を開けて使用する
QRコードのススメ
今や、調べたいものはなんでもスマホで検索してポンッ!というこのデジタルな世の中において、アナログチックなノートの書き方を長々と書いてきました(笑)
デジタル派か?アナログ派か?こういったいわゆる派閥の話は、他の分野でもよく耳にすることです。大袈裟になると、派閥間での闘争にまで発展したりします。しかしながらそれは、それぞれの考え方、やり方であります。それぞれにメリットもデメリットもあります。良し悪しで区別はせず、お互いを補って、協調していきましょうよ、と思うわけです。
さて前置きが長くなったところで(笑)ネットの世界には、カード情報のページ、自分で整理した情報のページ、SNS、動画ページ、あの時世間を騒がせた時事ニュースなど、豊富なデータがあります。そういったwebページのURLのQRコードをアナログで書いたノートに載せることで、デジタルとアナログの橋渡しができるのではないか?と考えています。
でも、手書きQRコード職人でもない限り、手書きのノートにQRコードは載せられません(笑)アナログのノートにどうやってQRコードをのせるのか?そこが悩みどころです…そう、みなさんもすでにお気づきの通り、筆者自身も、まだ効果的に使う方法を編み出してはいないのです(笑)
とりあえず、アナログとデジタルを上手く使いこなす手法において、QRコードを使うことが上手くマッチするのであれば、使っていければいいですよね、まあ、努力目標ってことで…
それでも、筆者自身が使いどころとして想定しているのは、数年先にふと思い返してノートをみた時に、その時の思い出、関連した動画、関連したサイトをQRコードで残しておくことでしょうか?今のSNSは、とにかく情報の垂れ流し状態であると思います。洪水のように流れゆくデータの中から、自分に必要な部分をピックアップし、いつでもそこにたどり着ける、そういうシステムを、タロットのデジタルとアナログで出来たらいいなと思っています。
白も黒も内包している | |
両者を混ぜ合わせ、新しく作る | |
やりくりを考える | |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 製作者:アーサー・エドワード・ウェイト デザイン:パメラ・コールマン・スミス |
最後に
いかがだったでしょうか?
「毎日の作業を如何に簡素化し、継続性を図るか?」そして、「蓄積したリーディング内容にスムーズにアクセスする方法」を紹介してみました。
このノートの書き方は、まだ発展途上のため、今後どんどん変わっていく可能性があります。
みなさんで、もっとこういう方法がいいよ!という話がありましたら、教えていただけると嬉しいです。
ではまた!
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